センタクシー
皆様、おひさしぶりです。
すっかり秋になりました🍁
涼しくなってきて嬉しいです。
さて、皆様は素敵な選TAXIというドラマをご存知でしょうか?
バカリズムが脚本で竹野内豊演じるタクシードライバーが戻りたい過去に戻してくれるってゆうドラマなんです、ざっと説明すると。
まあ、乗ったタクシーの運転手が竹野内豊って言うだけで大当たりなんですけどって感じですけど。
ましてや過去に戻してくれる。
あのときこうしておけばよかった、何でこうしなかったたんだろうってゆう後悔なんて山ほどあるんですけど、私は戻りたい過去が1個だけあります。
あのときの私は本当にクズの具現化みたいな人間だったけど、まぁ紆余曲折ありまして、クズから脱却できたわけです。(でも根はまあまあクズなので、人並みのクズに戻った感じかな。)
クズは脱却できたけどでもあの時違ってたら今はもっと違う人生やったかもなぁと思います。
話は変わりますが、角田光代の「平凡」という本があります。人生の岐路にたった主人公にフォーカスした6編の短編小説なんですけど、その中で主人公の後輩の不倫してる女の子が「これから後悔しないように別れたんです。きっとここで別れないと年末の孫のインフルエンザの呪縛に一生付きまとわれると思うんです。」みたいな事を言う場面が胸に刺さりました。
この子は28歳ぐらいだったと思うけどこれからの事をちゃんと考えて自分のことを大事にできる選択ができるんやなぁって羨ましく思いました。
私は今の寂しい気持ちとか好きな気持ちとかに負けて、未来がないと分かっている方に逃げているなぁと。
いつか変わってくれるとか相手に期待を込めてるように見えて結局現実から逃げてるだけやったんやなぁって思いました。
さよならを選択してこれでよかったんかなぁって思うし、寂しいし悲しいし、後悔もしてる。
けどこれでよかったかどうか決めるのはこれからの自分なんだよなぁ。
今まで楽しかったな。大好きやったな。
この世には選TAXIなんて素敵なものもないし、竹野内豊もおらん。過去にも戻れん。
後悔ない人生なんてないけど、自分の気持ちに素直に生きようね。